「夏涼しい家」「冬暖かい家」を、自分で工夫してつくろう
家模型づくりを通して、快適な住まいづくりが擬似体験できる工作キットです。
家の骨組み・壁・床・屋根と敷地材料が入っていて、「基本の家」ができます。
自然を生かした「快適な住まい方」で学んだことをもとに、 自分で集めた材料と工夫を加えて、「基本の家」から「夏涼しい家」「冬暖かい家」に作り上げます。
この工作キットは、日本の木造家屋を模しています。
土台・柱・梁の骨組みを先に作り、後でじっくり考えながら、壁・床・屋根などを付けていきます。
ホッチキスで組み立てられる簡単な骨組みですが、手順が本格的なので、この家模型づくりには、バーチャルでも家を作った達成感があります。
家模型ワークショップ〈工作キット〉の内容と、このキットでできる家模型
家模型一軒分の材料
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①「ものさし形」のクラフトボール紙 (目盛付 30mm×900mm)×4本
柱や梁など、家の骨組みを作ります。 -
②「家形」のクラフトボール紙 (方眼付 215mm×607mm)×1枚
壁や窓を作ります。 -
③正方形のクラフトボール紙 (方眼付 147m×147mm)×1枚
床を作ります。 -
④長方形のクラフトボール紙 (方眼付 165mm×245mm)×1枚
屋根などを作ります。 -
⑤長方形のクラフトボール紙 (無地 182mm×257mm、B5サイズ)×1枚
屋根や、ほかの足したい部分を作ります。 -
⑥方位シール付き段ボール板 (350mm×350mm)×1枚
家の敷地になります。
そして、この工作キットでできる「基本の家」は、これです。
さて、この「基本の家」は、夏 涼しいでしょうか? 冬 暖かいでしょうか?
工作キットの材料だけで作った「基本の家」は、実際の家に例えると、骨組みとベニヤ板だけで作った家のようなものです。
この家は、夏 涼しいでしょうか? 冬 暖かいでしょうか?
この家を快適な住まいにするために、どうしたらよいかを考えて、いろいろな工夫を加えてみましょう。
そのために必要な工夫用の材料を、自分たちで集めてみましょう。
もちろん、家の形から考え直して、オリジナルの家を設計してもいいですよ。
工作キットを使った 家模型ワークショップの進め方
step1.
快適な住まいにするために、どうしたらよいか考えよう
自然を生かした「快適な住まい方」について学んだことをもとに、具体的な家の工夫を考えて、設計図を描きましょう。
「夏、涼しく住むための家の工夫」を引き出す3つのポイント、 「冬、暖かく住むための家の工夫」を引き出す3つのポイントは、これです。
ここでの注意点として、「夏涼しい家」と「冬暖かい家」とは、別々に考えてください。
「夏涼しくて、冬暖かい家」は、建築のプロでも難しい課題なので、いきなり取り組まないようにしましょう。
step2.
工夫用の材料を集めて、家模型をつくろう
設計図ができたら、工作キットの材料に工夫用の材料を加えて、自分の考える「夏涼しい家」「冬暖かい家」を実際に作ってみましょう。
家だけでなく、家の周りのことも考えて工夫しましょう。
step3.
発表し合おう / 実験して確かめよう(上級)
自分の作った「夏涼しい家」または「冬暖かい家」には、どのような工夫がされているのか、みんなで発表し合いましょう。
自分の作った「夏涼しい家」または「冬暖かい家」と、工作キットだけで作った家を、屋外の日向〜日陰に置いて、家の中の温度を比べてみましょう。
「夏涼しい家」の実験
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①実験の直前に、家の中の温度を計りましょう。
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②日なたに10分間置いた後に、家の中の温度を計りましょう。
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③霧吹きで水をかけて、うちわで風を送り、蒸発冷却の効果も試してみましょう。
「冬暖かい家」の実験
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①実験の直前に、家の中の温度を計りましょう。
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②日なたに10分間置いた後に、家の中の温度を計りましょう。
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③日陰に5分間置いた後に、家の中の温度を計りましょう。
家模型ワークショップの教育的効果について
これまで『家模型ワークショップ』を体験した児童の90%が、暑さ・寒さについて基本的な内容を「理解できた」と言い、 100%近い児童が、住まいづくり擬似体験としての家模型づくりを「学んだことを活かして楽しく取り組めた」と言い、 その内80%以上の児童が、「自宅でもできることを実践してみたい」と言っています。
これは、驚くべき波及効果です。
『家模型ワークショップ』での体感的な学びは、心に残るような感動を伴ってわかるので、生き生きと取り組むことができます。ここで学んだ「快適な住まい方」への理解は、深く記憶に残り、これからの実生活に活かそうとする意欲につながっていきます。
また、『家模型ワークショップ』は、家庭科「快適な住まい方」や住環境教育の教材として魅力的なだけでなく、手を動かす、立体的な構造物をつくる…算数との連動、熱や光、水、植物など科学的に考えて生活に活かす…理科との連動、地理や歴史と照らし合わせてみる…社会との連動、など、色々な教科や生活と連動でき、今の子どもたちが苦手としているところを楽しく学べる教材です。
家模型ワークショップは、こんな方におすすめです。
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小学校・家庭科「快適な住まい方」を体験的に教えたいとお考えの先生。
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自治体のまちづくりや住宅政策に関わる方。
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環境教育を行う自治体の環境学習センターなどの方、NPOの方。
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住宅メーカーや建材メーカーなど企業の方。
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地域の設計事務所、工務店、住宅展示場の方。
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総合的な学習の時間など、教科を横断・総合した発展的な学習をお考えの先生。
家模型ワークショップ〈工作キット〉…セットの内容と価格
家模型一軒分の材料
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①「ものさし形」のクラフトボール紙 (目盛付 30mm×900mm)×4本
柱や梁など、家の骨組みを作ります。 -
②「家形」のクラフトボール紙 (方眼付 215mm×607mm)×1枚
壁や窓を作ります。 -
③正方形のクラフトボール紙 (方眼付 147m×147mm)×1枚
床を作ります。 -
④長方形のクラフトボール紙 (方眼付 165mm×245mm)×1枚
屋根などを作ります。 -
⑤長方形のクラフトボール紙 (無地 182mm×257mm、B5サイズ)×1枚
屋根や、ほかの足したい部分を作ります。 -
⑥方位シール付き段ボール板 (350mm×350mm)×1枚
家の敷地になります。
セットの内容と価格
①〜④の材料4点
先生のためのお試しセット・2軒分
¥2,400
基本セット・5軒分
¥5,200
基本セット・10軒分
¥8,600
①〜③の材料3点
家だけセット・5軒分
¥4,600
家だけセット・10軒分
¥7,400
①の材料1点
骨だけセット・50本入
¥4,800
骨だけセット・100本入
¥7,400
ご注文はこちら
オンラインショップからご注文
Eメールで、 FAX(03-5681-4911)で、直接ご注文
下記の項目を、お問い合わせフォームから、またはFAXでお送りください。
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①ご注文の品名 … 家模型ワークショップ〈工作キット〉
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②ご希望のセット
【 先生のためのお試しセット・2軒分 / 基本セット・5軒分 / 基本セット・10軒分 / 家だけセット・5軒分 / 家だけセット・10軒分 / 骨だけセット・50本 / 骨だけセット・100本 】 -
③ご注文数 … 〇〇セット
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④お客様のお名前
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⑤郵便番号
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⑥ご住所
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⑦電話番号
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⑧FAX番号(FAXでご注文の場合は記載ください。)
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⑨電子メール(電子メールでご注文の場合は記載ください。)
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⑩お支払い方法
✩銀行振込前払い ✩郵便振替前払い ✩代金引換
✩その他、ご相談(自治体・学校関係のお客様は、次のメッセージ欄にお書きください。) -
⑪メッセージ